新卒で入社した会社がブラック企業だった話その1
今回は、新卒で入社した会社の話、転職活動、今の仕事までの話を連載形式でお話ししようと思います。
ブラック企業に入社するまで
いわゆる就職活動の話です。
初めて行った合同会社説明会でなんとなく足を踏み入れた某企業のブース。
後日個別説明があるということでこれまたなんとなく行くことに。
それからはとんとん拍子。
説明会→筆記試験→一次面接→二次面接→役員面接→内定
なんとなく受けた1社目の会社に早々に内定をもらい、
当時は何もやりたいことがなく、会社なんて入ってみないとわからないという考えだったので、就活を続けることはなくあっさりとこの企業に就職することを決めました。
就職した会社は飲食業
言い忘れました。
私の就職した企業とは、ブラックで有名な「飲食業」だったのです。
「飲食業」のイメージって本当によくないですよね。
しかし、当時の私は、そこまで意識していなかったです。
新入社員として4月から働き始め、入社してからの2週間は座学研修でした。
ビジネス研修や会社の組織のこと、接客練習等。
この頃は、社会人という感覚もなく、
研修が終われば同期と飲みにいく、楽しい毎日を過ごしていました。
そう、この時までは…
そんな楽しい研修期間が終わると、それぞれ店舗に配属されます。
店舗での仕事とは
みなさんも想像がつくと思いますが、店舗での仕事は大まかに、
・調理
・接客
・清掃
の3つです。
どの仕事でもそうですが、新入社員の配属当初は仕事ができなくて当然です。
ですが上記3つの仕事は、ベテランのパートさんに鍛えられ、あっという間にできるようになります。
使い勝手のよい穴埋め用員
ある程度仕事ができるようになると、「社員さん」としての役割が始まります。
これが地獄の日々です。
飲食業界は人手不足です。
基本的には自分の担当エリアのアルバイトが足りない時間に入店します。
事前に組まれたシフトだけでも1日、12時間〜16時間の労働時間です。
それにプラスして、
・アルバイトがこない→代わりに入店
・食材がなくなった→他店舗へ借りに行く
・アルバイト達の愚痴→ひたすら聞く
ということが頻発し、労働時間多め、ストレス高め、という家系ラーメンのフルコースのような労働環境が完成します。笑
長時間労働を受け入れざるをえない魔法の言葉
「社員なんだから」
この言葉ですべて引き受けなくてはなりません。
社員であることをいいように使われ、長時間労働の日々でした。
「24時間働きっぱなしだったわ〜」
「もう36時間寝てないよ〜」
なんて自慢げに言うのは地獄のミサワ以外、最初だけです。笑
次に続きます。