中3のいとこに頼まれて「働く」をテーマに作文を書いてみた
中3のいとこから、先生から宿題をもらったので書いて欲しいと頼まれました。
その内容が、
進路を考える際に参考になるように、ご両親や親戚から、以下の内容で作文を書いて欲しいというものでした。
- その職業になるきっかけ
- 必要なもの(資格とか)
- 実際の現場でのやりがいや苦悩
- 何のために働くのかという命題の答え
- 15歳のころどんな仕事に就こうかと考えていたか
すこし恥ずかしいですが、中学3年生向けに書いた内容を公開してみようと思います。
1.とにかく色々な経験をしよう!
東京のベンチャー企業でシステムエンジニアとして働いています。
みなさんはエンジニアという職業についてどんなイメージを持っていますか?
理系しかなれない、誰とも話すことなくパソコンとにらめっこしてる、オタクっぽい…
こんな風に思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、実際は全く違います。
僕は文系の大学出身ですし、チームの方とどのような新機能を作るか相談したり、
営業の方とシステムに関する打ち合わせをすることもしょっちゅうあります。
このようにイメージしていることと、実際は全く違うことがよくあります。
将来やりたいことがわからないと思っている人は、なんでもいいのでとにかくやってみて、たくさんの経験をしてみてください。
自分の目で見て、肌で感じることがとても大切だなと思います。
2.やりたいことを見つける可能性を高めるために
それでも、本当にやりたいことというのはなかなか見つかりません。
なぜなら、お医者さんになりたいと思っても国家資格を取る前に体験するのは難しいように、就職前に実際に職業を体験する機会は限られているからです。
しかし、本当にやりたいことに出会える確率を上げることはできると思います。
それは、
「死ぬ間際に自分の人生を振り返って、幸せな人生だったなぁ…生きてきてよかったなぁ…と思える人生はどんな人生なのか?」を考え抜くことです。
僕の場合、考えて考え抜いた結論が
「facebookやamazonのような世界中の人の生活が変わるようなサービスが作りたい」
でした。
世界中の人たちの生活をよりいい方向に変えることができたら、自分が生まれてきた意味があったなぁと思います。
僕はこれを成し遂げるために、日々働いていています。
3.仕事は辛いものじゃない!
仕事は辛いものだと思い込んでいる人も多いかと思いますが、仕事は楽しいものです。
部活や勉強で出来なかったことができるようになった時、ずっとクリアできなかったゲームをクリアした時、飛び上がるような嬉しさを経験したことが誰にでもあると思います。
仕事には、そんな成長の喜びを味わえる機会がたくさんあります。
なぜなら、最初から仕事ができる人なんているわけがなくて、できないことだらけだからです。
確かにできない時は辛いですが、それを乗り越えて、自分をレベルアップさせていく楽しさが仕事にはあります。
また、お給料をもらっている以上、誰かの役に立っていない仕事はありません。
コンビニの店員さんがいなければ、僕たちは買い物することができませんよね。
勉強をするのは自分のためですが、仕事をすると自分のためにも誰かのためにもなるんです。
4.まとめ
- 色々な体験を通して、どんなことで人を喜ばせることが得意かを見つけること。
- 生きていてよかったと思える、将来のビジョンを考え抜くこと。
- 仕事は辛いという思い込みを捨てて、自分を成長させ、誰かのためにもなる最高の遊びだと考え方を変えること。
いかがでしたでしょうか?
中学3年生のいとこやその同級生に少しでも働くことのリアルが伝わればいいと思います。