ITエンジニアとして歩き始めました〜その3〜
前回の記事はこちらです。
派遣おばちゃんとの業務をこなしていって、
一通り、業務の整備も終わりを迎えていました。
当時考えていたことは、一刻も早く就業先をかえたいということ。
会社にとっては迷惑な話ですよ。
特定派遣としていっているので会社同士の契約で成り立っている。
今回は、私が就業先を変えるためにやったことを紹介しようと思います。
上司と担当営業に相談
まずはじめにやったことは、上司(同職場に派遣されている自社の上司であり、チームリーダーでもある)に相談しました。
エンジニアとしての登竜門、ヘルプデスク業務を1年以上経験したから次のステップに行きたいと。
だいたいはここで少し製品を覚えたりトラブルシューティングをできるようになると思うが、私の場合は違ったのです。ヘルプデスクといっても技術的な対応があまりなく、
物足りなさを感じていました。
また、一般派遣のおばちゃんが休みすぎて業務をひとりでこなすことにもイライラしていました。
そんな私の思いを上司は聞き入れてくれ、自社の担当営業にもエスカレーションしてくれました。
担当営業もエンジニア派遣の当社にとってはあまりいい就業先ではんないと判断していたようで、派遣終了に向け、動いてくれるようでした。
後任者のためにやったこと
上司も担当営業も理解してくれ、動き始めてくれているはずなのに、
全く話が進展しない・・・。
ほんとに動いているのか??
まったく契約終了の話も出てこない。
簡単には抜けれませんよね。会社同士の契約だし交渉とかもあるし。。。
そんな中、営業にだけ任せるのもよくないと思い、
私は自分のできることをやろうと考え、取り組み始めました。
私がこの現場に来た当初は、マニュアルもなく、まともに教えてもらえない。
とにかく意味不明でした。
そこで私が抜けても問題ないことをアピールするために、
新規参入者向けの教育プログラムを作成しました。
ここで重要なのは、ひとりで作成するのでなく、プロパーを巻き込むこと。
私のいた課の課長と面倒見のよさそうな社員を厳選して、レビューしてもらいながら、作成していきました。
ただ自分の後任者の方のためだけに作成していただけなのに、
プロパー達は全社向けの資料にしたいと乗り気になっていき、かなり大掛かりなものになってしまいました。
そのせいでかなり苦労しました。。。
契約終了に向けて
まったく進展のない契約終了の話。
自分では、教育プログラムの作成が終わったら抜けると決めていました。
そんな時、動きがあったのです。
⚪️月で終了が決まったと。えっ??いきなり??
むしろ教育プログラムの作成終わらないんですけど・・・。
作成途中で抜けたら、この資料は使われることなく、フォルダからも消えてしまうと思い、最後の1ヶ月は必死こいて作成しました。
本当に最後の最後までかかりましたが、なんとか完成。
契約終了
職場の中で親しい人もいない、ドライな関係を続けていました。
会話も少なく、周りに溶け込もうとしなかった私は謎キャラだったと思います。
それでも1年8ヶ月働いた職場。同じ部署の方にはひとりずつお菓子を配り挨拶をしました。まともに話したのがはじめての人もいました。笑
ですが、目をうるうるとしている方や、お礼の品をくれる方がいて驚きました。
私はこの職場で、いてもいなくてもいい存在だと思っていました。ですが最後に全員と話をして次のステップへの応援の言葉やお礼を言われとても嬉しくおもいました。
飲食業から転職して、はじめての現場。
1年8ヶ月の間、エンジニアになったはずなのに技術的なことが少なく、葛藤した日々でしたが、無駄ではなかったと信じています。
まとまりがなく、結局何が言いたいかわからなくなってしまいましたが、
未経験でエンジニアになった最初の現場はこんなかんじでした。
次は何を書こうか決めていませんが、次の現場(開発)でのことを書いていけたらいいなあと思っています。